100年目の架け橋となる「グリルモリタの伝統と味」を継承し、ル・クロから新しい風を起こす決意。
昭和23年創業の老舗「グリルモリタ」再始動です。
先人の叡智とお客様の愛で育まれた洋食店のオーナーシェフ、駒井洋一さんが亡くなられたのは昭和55年、今から40年前の事。
その後、娘である玲子さんに継承されたお店も、原点に戻るため一年半以上閉店し、そこからグリルモリタのエスプリを理解する料理人をずっとずっと探していたそんな時、私、黒岩と出逢いました。
先代が大切にしていた場所でグリルモリタの『思い』を継承して欲しいと望んでいた玲子さんでしたが、私は一年以上迷いながらも意思(意志)決定には至りませんでした。
何故なら創業72年の洋食屋を継承すると言う事は、中途半端な気持ちで引き受けては無責任でありこのエスプリを幸世(後世)に残す事を約束する事になる。
その「決意」には余程の覚悟が必要でした。
それにあくまでも、私達、ル・クログループはフレンチであり社会に貢献できる飲食事業×福祉事業をしています。
そんなある日、若手のシェフ(中元)が『将来、洋食屋をやりたい!』と言ってきました!
もしも私がグリルモリタを復活させたのちに彼が継承するのであれば、これは創業100年も可能だと感じました!
この先代から受け継がれて来た『グリルモリタ』のエスプリを復活させよう!
そして『グリルモリタの伝統と味』を守って行き、100年目の架け橋になろう!
先代のオーナー達が創り上げたグリルモリタの看板を社会貢献に繋げる事は「私しか出来ない!」と言う使命を確信しました。
私達、ル・クログループが先行してユニバーサルデザインを目指すレストランを展開し、飲食サービス業と福祉事業のユニットでダイバシティ(個を活かす)の環境を創り、インクルージョン(多様性を認める)を起こす。
そして何よりも玲子さんのグリルモリタを社会の為に活かして欲しいと言う『思い』とル・クロの目指す社会性が繋がったのです。
飲食サービスの枠を超えてグリルモリタの『思い』を継承しル・クロから新しい風を起こす『決意』です。
令和3年4月1日
ル・クロ 黒岩 功
ふときた道を振り返るとそこには暖かな人の『思い』とたくさんの笑顔が色とりどりの花のようにちりばめられていました。
グリルモリタの72年の歩みはまっすぐな一本道ではありません。
先人の『思い』とお客様の『思い』が繋がって出来た道です。
歩くと言う事は「止まるが少ない」と書きます。
何度も立ち止まりそうになりながらも決して歩みをとめなかったグリルモリタの『思い』こそが全てだから。
大切なのは今ここ、この瞬間にグリルモリタが在ると言うこと、
そして
ずっと、ずっと探していた、グリルモリタの『思い』を委ねる人、
いつかのいい日のためにあった、
ムッシュ黒岩との出逢いに感謝します。
これから変化する時代の流れの中で
本当に大切にしていくもの
潔く手放すもの
この2つのテーマと向き合いながら私なりに更に前に進んでいこうと思います。
これから歩む道にも感謝の種を撒きたくさんの笑顔の花が咲くことを心から願っています。
令和3年4月1日
駒井 玲子
11:30-15:00(LO-14:00) / 17:00-22:00(LO-21:00)
行政の要請により時間を短縮して営業している場合がございます。
サラダ/ スープ / メイン料理から一品 / デザート盛り合わせ又はご飯ものから一品 / パン又はご飯 / コーヒー又は紅茶
前菜料理から一品 / メイン料理から一品 / デザート盛り合わせ又はご飯ものから一品 / パン又はご飯 / コーヒー又は紅茶
生ウニのムース 焼きナスのラグー 温度卵のソース / 小海老のこんがりポテト包み オマール海老のソース / 鮮魚のロワイヤル(西洋茶碗蒸し) / 牛ほほ肉の赤ワイン煮込み / 自家製濃厚ガトーショコラ / パン / コーヒー又は紅茶
シェフ中元のこの日限定の特別コースをご用意いたします。お苦手やアレルギーなどございましたらお申し付けください。
パン / コーヒー又は紅茶付